「田一枚植ゑて立ち去る柳かな」
これは芭蕉が詠んだ俳句だが、諸説色々あって、「旅の途中に疲れを癒すため、柳の下で日差しを避け、腰を下ろし、木漏れ日に身を包み、地元民が田一枚分植え終わるまで休んでいた」という解釈が一般的なようだが、もし私であれば、柳はやはり乙女に例えたい。
勿論、当然ながらその説もあるようだが、芭蕉が46歳の時の句である。
旅の途中であれば尚の事ではないだろうか。

早朝の草刈りを終え、代掻きが終わった澄んだ田んぼを眺めていると、
ふと、そんな事が脳裏を過ぎったのだった。


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