「春の息吹」というよりも、初夏の息吹と言った方がよさそうなポカポカ天気が続くみちのくに、たらの芽が一斉に出始めている。
ものによっては、開き過ぎて天ぷら以外の調理方法では「難しいのでは」と思えるものもある。
「やはり一番の食べごろは」というと、何と言っても写真に見えるぐらいのが私は好きだ。
「ほくほく」とした食感が最高で、特に、茹で上げたものを冷まし、冷たくなったものにマヨネーズのみをかけるといった、いたってシンプルな食べ方が最高だと思っている。
その次は何と言っても定番の「天ぷら」という事になる。

人それぞれ好みも違えば食べ方も違うが、素材の持つ風味と、新鮮な食感に対する舌触りは、自然の恵みを受け、すくすくと育った食材に敵うべくもない。
ただただ、自然の恵みに感謝するばかりだ。

科学技術の進歩はめざましい。全て否定するものでは勿論ないが、
決して踏み入れてはならない領域がある。
人間のおごりやうぬぼれが招いた結果、とてつもない大惨事をもたらし、汚染処理、核廃棄物処理などをめぐり、未来にその重荷を背負わせる事になってしまった。
その神の領域への配慮を、決して忘れることなく、自然とともに人生を楽しみたいと、ただただ純粋に願うばかりだ。


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