我が家の歌壇の片隅に、クロッカスの花が静かに咲き始めている。
一昨年ぐらい前迄は、秋になると花を咲かせるサフランも同じ歌壇に同居していたが、お袋の話によると「絶えた」とのことだ。
儚いものだ・・・。


枝野経済産業大臣が福井県を訪れ、大飯原発再稼働に向けて協力要請する事になったとのことだ。
夏場の電力需給を考慮し、熟慮した結果必要であるとの判断のようだ。

経済活動に支障をきたし、企業の倒産やリストラなどによって、失業者が増え生活の糧を失うのであれば、止むを得ない部分もあるのかもしれない。
しかしながら、「もしそこまでは行かない」と言うのであれば、
夏場の猛暑対策さえしっかり出来れば、一般的な生活をする上で、確かに不便ではあっても、多少の電気不足など問題ではないと、震災により、5日間も電気の無い生活を体験した者として、敢えて言いたい。

原発稼働を一箇所でも認める事によって、後は次から次と芋づる式だろう。
予想外の、或いは想定外の天変地異など、いつ何時起きるかなど、どんな優秀な学者がいようが、数十億円もかけて開発した最新式の探知機があろうが、誰にも解らない事は、つい1年ほど前に十二分に理解し、学んだ筈なのに・・・。


イメージ 1