いよいよ今日より待望(?)の4月。
行動的な季節となり、「あれもしたい、これもやりたい」と私の脳裏を色んな事が過っていく。

既に、3月上旬には解禁となった岩魚やヤマメの渓流釣り、今月の中旬から下旬には、コゴミやタラノメ、ゼンマイやワラビなどの山菜採りのアウトドアライフの楽しみが満載のシーズンとなる。
どれをとっても楽しい事ばかりだが、ふと夢から醒めて現実に戻る。
種蒔きや代掻き、そして田植えや土手の草刈りと、農繁期のシーズンでもある事が、「これが現実だぞ」と言わんばかりに夢見心地の瞑想の中に、否が応でも割り込んでくるのである。

空になったポリタンクを車の荷台に押し込み、近くのガソリンスタンドに軽油を買いに立ち寄り、何も言わず、徐ろに運転席から荷台を開けた。
するとスタンドの店員が、阿吽の呼吸で「そろそろ始まるね、やんだっちゃね~」と私に語りかけてきた。
それに対して、「ほだっちゃね~」とひと言私もつぶやいた。


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