ゴボウの事を、この辺では「ごんぼ」と謂う。
早朝母親から、「今日ごんぼ掘りしてくれ」と頼まれ、予定を返上して畑に向かう事に相成った。

最近はとんと聞かなくなったが、この「ゴンボ掘り」という言葉の使い方、私が小さい頃にはしょっちゅう聞いたような記憶がある。

母親に、「ゴンボ掘り」の本来の意味は何だと尋ねたところ、「ほんだね、あんだの小さい頃を思い出せば分がるんじゃないが~」との、
如何にも説明上手な、元教壇に立っていたお袋らしい返答が帰ってきた。

そんな事もあって、スコップ担いで畑に向かい、寒風吹き荒む中汗だくになりながらも、「ゴンボ掘り」の本来の意味を探りながら土と戯れた次第である。

「ゴンボ掘り」本来の意味とは・・・
無理難題を言ったり、ゴネたりする事により「手がかかる」場合など、子供らに対してよく使われるこの辺の方言。
と謂うことは、私も小さい頃はよくこのゴンボを掘ってたようだ。 とんと記憶にないのだが・・・。


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