昨日、今年度3回目となる農ヶ喜クラブ研修会兼忘年会が行われた。
今回の研修(訪問)先は、ついこの間まで岩手日報のコラムを担当されていた辻村博夫さん宅。
総勢16名の大人数で、奥州市江刺区のご自宅にお邪魔し、まろやかで、しかも身体や心の芯までポカポカとなる薪ストーブを囲みながら、農業に対する思いや、技術的なノウハウなど、後半は実際の圃場を案内して頂きながらのご教示を頂いた。
辻村さんは東京都出身、早稲田大学卒業後大手出版社(集英社)に就職され、芸能、ファッション関係の雑誌記者を務められた方で、
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80年代後半、日本中がバブルに向って突き進んでいた時代に、都内の高級ホテルでは連日のように時代を謳歌するかのような芸能関係やファッション関係のパーティーが開かれ、辻村さんも幾度かその場に居合わせ、飽食の時代を象徴するかのような贅沢な料理がテーブルに並び、その多くは残飯として処分されている現実に直面するうちに、次第に疑問が膨らんできた。
「何かが違う。何かが狂いはじめている。」そう感じ始めた辻村さんは、贅沢な暮しに区切りをつけ、自給自足的な暮らしを模索し始める。
「農業をやろう、百姓になろう。」と決心したのだそうです。
---------------------------------------------------------------居住者メッセージから一部転載
辻村さんは私達同様、いわて農業入門塾にて農業の基礎を学んだ先輩でもある。
「私は楽農家(らくのうか)です」と語る辻村さんの農業に対する思いや、決して、「農業をライフワークとして、日本の食文化を支え・・・云々」などといった堅苦しい大義名分を掲げるのではなく、「自然の中で農業を楽しみながら生きる」その様が、その生き方そのものが、本来持っている人間としての生き方であると感じながら、名残り惜しくはあったけれども、梁川の銘木「種蒔桜」を案内された後、お別れする事となった。
辻村博夫様そして奥様、本当に有難うございました。心より感謝申し上げます。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
その後、研修会を兼ねた忘年会の会場であるさん食亭に場所を移動し、岩城創君の「農業再生への挑戦」と題した、より実践的な野菜作りの講義を受け、質問もバンバン飛び交うなど、実に有意義な講義内容であった。
その後席を変え、さん食亭さんのご厚意により、美味しい料理をたらふく頂戴しながらの親睦会、忘年会となった。
皆さん遠方から車での参加であり、アルコール抜きでちょっと寂しい気がしないでもないが、「充実した一日だった」と皆満足して帰られた。
今回快く受け入れて頂いた前出の辻村さん、そしてさん食亭さん、そして何と言ってもこの農ヶ喜クラブを立ち上げ、幹事役を努める小原勝君と菊池広樹君、そして今回講師となった岩城君に心から感謝したい。
他の写真はこちらでどうぞ>>
今回の研修(訪問)先は、ついこの間まで岩手日報のコラムを担当されていた辻村博夫さん宅。
総勢16名の大人数で、奥州市江刺区のご自宅にお邪魔し、まろやかで、しかも身体や心の芯までポカポカとなる薪ストーブを囲みながら、農業に対する思いや、技術的なノウハウなど、後半は実際の圃場を案内して頂きながらのご教示を頂いた。
辻村さんは東京都出身、早稲田大学卒業後大手出版社(集英社)に就職され、芸能、ファッション関係の雑誌記者を務められた方で、
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80年代後半、日本中がバブルに向って突き進んでいた時代に、都内の高級ホテルでは連日のように時代を謳歌するかのような芸能関係やファッション関係のパーティーが開かれ、辻村さんも幾度かその場に居合わせ、飽食の時代を象徴するかのような贅沢な料理がテーブルに並び、その多くは残飯として処分されている現実に直面するうちに、次第に疑問が膨らんできた。
「何かが違う。何かが狂いはじめている。」そう感じ始めた辻村さんは、贅沢な暮しに区切りをつけ、自給自足的な暮らしを模索し始める。
「農業をやろう、百姓になろう。」と決心したのだそうです。
---------------------------------------------------------------居住者メッセージから一部転載
辻村さんは私達同様、いわて農業入門塾にて農業の基礎を学んだ先輩でもある。
「私は楽農家(らくのうか)です」と語る辻村さんの農業に対する思いや、決して、「農業をライフワークとして、日本の食文化を支え・・・云々」などといった堅苦しい大義名分を掲げるのではなく、「自然の中で農業を楽しみながら生きる」その様が、その生き方そのものが、本来持っている人間としての生き方であると感じながら、名残り惜しくはあったけれども、梁川の銘木「種蒔桜」を案内された後、お別れする事となった。
辻村博夫様そして奥様、本当に有難うございました。心より感謝申し上げます。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
その後、研修会を兼ねた忘年会の会場であるさん食亭に場所を移動し、岩城創君の「農業再生への挑戦」と題した、より実践的な野菜作りの講義を受け、質問もバンバン飛び交うなど、実に有意義な講義内容であった。
その後席を変え、さん食亭さんのご厚意により、美味しい料理をたらふく頂戴しながらの親睦会、忘年会となった。
皆さん遠方から車での参加であり、アルコール抜きでちょっと寂しい気がしないでもないが、「充実した一日だった」と皆満足して帰られた。
今回快く受け入れて頂いた前出の辻村さん、そしてさん食亭さん、そして何と言ってもこの農ヶ喜クラブを立ち上げ、幹事役を努める小原勝君と菊池広樹君、そして今回講師となった岩城君に心から感謝したい。
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