今朝はまたグッと冷え込んだ。寒めえさめえ・・・。

昨日、北上市の日本現代詩歌文学館2F会議室に於いて、今年第2回目となる短歌実作講座(添削)が行われた。
添削する先生は、当館の館長であり日本文藝家協会理事長でもある篠 弘(しの ひろし)先生。
何時も通り、順番通りに添削は進み私の番は5番目。
一人2作の提出であり、歌の順番でいうと9番目と10番目ということになる。

添削に出した歌の一首⇒ 
みちのくの あじさいの里 慕わしく『フラウマリコ』の 艶やかに咲く

8番目の添削が終わり、先生のコメントによると「次の短歌はなかなか綺麗な歌です」との前置きがあり、「オッ、今日は褒められるぞ」と俄然期待が高まった。
ところがところがである、そんなに甘くはありません! 
添削が進むにつれ様子が一変し、違う方向に話が進んでいくではないか。

先生曰く「慕わしく・・・は、女性が使う言葉であって、男性が使う言葉ではありませんね」
「この歌は男性が詠む歌じゃないね~」となった訳。
もしこの会場に、私の為人(ひととなり)を知る人間(99.7%あり得ないが)がいたら、最初はクスクスと小声で抑えるように笑うであろうが、直ぐ様それに耐えかねて、腹を抱えて大笑いするのではないだろうか。
流石に当の本人も吹き出しそうになった次第である。

兎角人間というものは、自分に無いものを求めたり憧れたりする生き物である。
もし、私が添削をする側だったとしたら、その一言を付け加えたいところだ。
なので私は綺麗なものを求め、憧れるのである。そして出来れば、
今後は特に綺麗な歌を詠みたいなと改めて思った次第である。


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