我が家の楓や紅葉も、少しずつ色づき、秋色に染まり始めてきている。
秋は寒い冬を迎え、侘しさや淋しさが増す季節でもある。
しかしながら、赤や黄色、緑などの色とりどりのコントラストが、得も言われぬ美しさを放つ季節でもある。
そしてそこには、「散り際の美」がしっかりと存在する。

生生流相、命命転相。大河のようにゆったりとした時の流れの中で、万物が絶えず変化し移り変わりゆく。

「山川は国の本(もとい)なり。近年、山荒れ、川浅くなれり、これ国の大荒なり」と山林保護に尽力した江戸時代の儒学者熊沢蕃山が云ったそうだが、何時の世も、何時の時代もそう嘆いていたのだろう。
そして、これからもまたそう嘆かれるのだろう。


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