つい2日程前、突風が吹き去っていった。
夜半、事務所からの帰り道、車のヘッドライトごしに1本のホニオが倒れているのが確認できた。
かなり強い風だった為に、「ひょっとしたら」と嫌な予感はしていたが案の定であった。

翌朝、被害の全貌を確認しに見て回ったが、この1本のみで済んだ。
早速新たな杭を打ち込み、稲を掛け替え、倒れた杭の根元を確認してみると随分と浅かった。

私が立てたものであればこんなに浅くはないし、少々の風ではビクともしない自信はある。勿論知命の年は過ぎたとはいえ、未だ未だ腕力には自信ありだ。

おそらく、傘寿(80歳)を過ぎた親爺が立てた杭だろう。
「親爺にやらなくてもいいよ」と言っていたのだが、じっとしていられない性分である。
やはり歳には勝てないようだ。以前は、親爺が立てた杭はビクともしなかったのだが。・・・


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