岩手県南の、ホニオやハセによる天日干し米の稲刈りがあちらこちらで見受けられるようになった。
我が家の予定は今月下旬の24日・25日に計画している。
懸念は雨と、何といっても放射能の問題だ。

稲刈り前の1回目の検査(9月9日~15日)では、殆どの地域で不検出(一部の地域で27ベクレル検出)だった。
国の基準値は1kgあたり500ベクレル、もし仮に200ベクレルを超える放射性物質が検出された場合は、その米が生産された市町村が詳細調査を行う事になっている。
仮に1kgあたり27ベクレルという数値の米を、平均消費量である年間約60kg(国民1人あたり)を消費したとしても、日常生活での自然被ばく量を遥かに下回る。更に精米する事により35~40%までセシゥムは減少され、健康への影響はないと説明されている。

福島第一原発から約170km以上も離れている岩手県一関市のある地域から、ほんの微量の数値(27ベクレル)とはいえ、検出された事実に対して非常にショックを受けたものだが、以上の説明を聞き、安堵の胸を撫で下ろした次第である。
後は稲刈り後の検査結果を待つのみとなった。


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