真っ白いきのこ。
見て、食べたいとは決して思えないきのこの一つがこのコシロオンタケである。勿論毒キノコだ。

残暑厳しい今日この頃だが、そろそろ秋の味覚、山の恵みの一つであるキノコのシーズンを迎える。
しかしながら、つい先ほどショッキングなニュースが流れた。
「やはりか」とため息が漏れた。
というのも、福島県の山林で採れた野生キノコから、暫定基準値(1kg当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが相次いで検出された、との発表があった。

もともとキノコの特性の一つに、土や原木の養分を多く吸収する特徴がある。その為、一般の野菜や果物よりも多くの放射性物質が検出することになった。
現時点では、「福島県の一部の野生キノコ」と言われているものの、前出の通り土や原木の養分を多く吸収する為、広範囲にわたる地域がその対象になるのではないかと懸念される。

そう考えると、山の恵みであるキノコ全てが、冒頭で紹介した「コシロオンタケ」と同じように見えてくるのが実に虚しい。


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