危惧していた事が現実のものとなった。
先月(6月)の上旬、帰宅途中に度々出くわした子狐たちだが、何処に移り住んだか最近出くわす事が無くなっていた。その子狐の中で、特に警戒心の薄い子狐に「ごんた」と命名したが、昨夜、帰宅の途中で一匹の狐が、舗装道路の上で死体となって発見された。

その子狐というのは、舗装道路の上で車が通ろうが通るまいが「我関せず」とばかりに寝転がっていた「ごんた」ではないだろうか。
もしこの辺りをうろうろしているのであれば、何れはその危険も十二分にあり得ると思っていただけに、出来る事ならそうなる前に「山中にでも移動すればいいのに」と思っていたが、非常に残念でならない。

この世に生を受け、生まれてきた命ある全てのものは、「死」という不可逆的な事象を、絶対に避けては通れない現実として受け入れなければならない。そして、その生存する期間の差はあるにしても、「死」という現実に向かって生きているというのが現実だ。
ただ、生を受けて僅か2ヶ月足らずの儚い命は、あまりにも早過ぎそして不憫で仕方がない。
その事を、現実として受け入れなければならないけれども、
例えこの世を去ったとしても、あの月の何処かで、愛くるしい表情でごろんと寝そべっているごんたが見えそうな気がしてならない。


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