昨日、どんよりとした天気、時折小雨のちらつく中、
岩手県一関市舞川にある親類経営のみちのくあじさい園を訪ねてみた。

約15ヘクタールの杉林の中に、ウッドチップを敷きつめた遊歩道が広がり、その沿道にはクロヒメやシロタエ、アナベルなど。
かわったところではヤエカシワバアジサイ、西洋アジサイとの交配から作り出され日本初の品種登録の認定を受け、開発者(製作者)の名前にちなんで名付けられたミセス・クミコや、私が見た中で「一番綺麗だな」と思ったフラウ・マリコ。

伊藤達郎(園主)さんの自宅にあった板倉を移築して建てられた喫茶店「山小屋 喫茶蔵」の直ぐ下には、
紫陽花研究家として有名な山本コレクションコーナーなど、300種3万株以上の紫陽花が咲き誇っている。

先ごろ、平泉の文化遺産が世界遺産に登録され、中尊寺の金色堂や毛越寺の浄土庭園など、歴史ある奥州平泉の文化に触れた後、距離にして約10km(車で約10分)の場所にある、みちのくあじさい園をご覧になっては如何だろうか。


◆開催期間などの詳細
みちのくあじさい園 http://www006.upp.so-net.ne.jp/miti-aji/

◆園内の施設
紫陽花山荘   山小屋 喫茶蔵
他には、休憩コーナーやステージ、ラーメンコーナー(ラーメン、冷やしラーメン、かき氷など)もあり。

※園内には、身体の不自由な方やご高齢の方の為に、乗用カートが用意され、園内の説明を聞きたいという方の為に、
専属のガイドさんもいる。
ガイドさんの中には、先日、春­の叙勲を受けた氏家さんもその一人。
また、歩行に優しいウッドチップを敷き詰めるなど、快適に散策できるよう随所に工夫が施されている。
 




みちのくあじさい園


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