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二日程前、空いた時間を利用し山菜の出具合を確認しようと山道を歩いていた。
すると後の方から私を呼び止める声が聞こえてきた。
「すいません、この辺にカタクリの群生地があると聞いてきたんですがそれは何処ですか」と訛り一つない標準語で尋ねられた。
ゴールデンウィークを利用しての観光客のようだった。
残念な事に、私は地元の人間でありながら何処に生えているのかも知らないのである。
「申し訳ございません、私も分かりません」と即答する以外に答えようがなかった。
山菜なら即答できる自信はあるが、花を愛でる趣味の無い武骨者である。さりとて尋ねられた質問に対し、答えられないというのも何ともなさけない話である。
その観光客と別れた後、車であちこち見て回ったところ、カタクリの群生地と書いた看板を発見し、直ぐに引き返して先ほどの観光客を探したがもうどこにも見当たらなかった。
今度聞かれたら、即座に「あ~あそこにありますよ」と即答したいものだ。・・・


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