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今にも崩れ落ちそうな赤提灯が目に止まった。
無性に気になって、入ってみることにした。そこには、炭の香りがほんのりと立ち込めていた。
七輪の上には、旨そうな焼鳥が少し焦げ加減のいい色合いになって、取り分け皿に盛られるところであった。
思わず、ゴクんと唾を飲み込んだ。あまりにも旨そうに見えたのだった。
決して小奇麗ではない、決して新しくもない、そして決して広くは無いところに、本物の味があると私は思っている。