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嘗ては、それ程興味を持たなかったワラビに最近特に嵌っている。
というのも、昨年の今頃たまたま釣りの帰りの道草の途中で、濃緑の太いワラビの群生に巡り合った。藪に入ればその類のワラビを採ることは可能なのだが、藪漕ぎも大変である。
それを見つけた場所というのは、山間の開けた雑草地であり、移動するにもそれ程難儀をする場所ではなかったのである。
それを持ち帰り、早速灰汁抜きをし翌朝の食卓に料理の一品として上ったのだが、削り節をふり掛けその上に生姜醤油をたらっと垂らし、箸で入念にかき混ぜたものを、熱々のご飯の上に乗せ一緒に口の中に頬張ると、生姜醤油の香りと一緒に、ちょっとほろ苦さのあるとろとろのワラビが、口いっぱいに広がったのであった。
本物のワラビとは、この事をいうのだろうなと改めて知ったのだった。

ワラビ採り第2弾…http://turi.masa-mune.jp/sansai2010-4-26.html#4