平成時代を語る時、必ずと云っていいほど話題に上るのが自然災害である。
災害発生の度に観測史上「最高の」または「最大の」と云った形容詞が頻繁に使われていた。そのことから平成30年の漢字は「災」と決まった。
新元号「令和」に変わって間もなく、大型台風「ハギビス」などの猛威が日本列島を襲った。そして広範囲に災害を齎した。過去に類を見ない強烈な暴風雨、河川の氾濫により堤防の決壊を余儀なくされ、多くの人命を奪い、床上浸水などにより生活の基盤をことごとく奪われた。

また、今では耳慣れた感のあるゲリラ豪雨。局所的に集中する豪雨のことだが、山渓の上流部や中山間地に雨が集中すると、鉄砲水となって下流域を襲う。
それらは地球温暖化の影響だと多くの専門家が警鐘を鳴らしている。つまりそれも、二酸化炭素を無分別に放出する人災と云うことになる。政策のミスや欠陥による人為的な問題であると云うことになる。
しかしながらそれだけだろうか。

洪水被害と云う観点からみた場合  続きを読む・見る>>


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