フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

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2022年12月

今年も色々あった一年である。世界を見れば、世界の食料庫と云っても過言ではないウクライナの、不発弾が栄養豊富な黒土地帯の大地を穿ち、歴史的な転換期とも云える超大国ロシア軍の侵攻により、多くのウクライナ国民の命を奪い、甚大な損害を与えている。理由はどうあれ、
『令和4年度年末雑感「認める心」』の画像

一昨日も、日曜日恒例の「ポツンと一軒家」を観賞しながら手作りラーメン(インスタント)を堪能することが出来た。今回のポツンと一軒家は年末特集として3時間番組。島根県の一軒家2箇所が紹介された。小鳥囀る山間の長閑な空間で、各家々にはしっかりとした生活の営みがあ
『札幌味噌ラーメン「思い出の味」』の画像

先日、TBSの年末特集で「報道の日2022」と云う番組があった。私はいつも、日曜日の夜は週に一度の手作りラーメンをすすりながら、「ポツンと一軒家」を観るのが私のルーティーンなのだが、テレビのスイッチを入れたところ生憎他の番組が流れていた。仕方なく裏番組を覗いてみ
『イラク人質開放事件の映画化を「アントニオ猪木イズム」』の画像

私は毎朝毎晩、鉄筋コンクリートで重厚感のある新幹線の高架橋をくぐりながら通勤するが、当たり前の風景としてとても身近に感じている。その身近な高架橋以外に、とても印象深かったのが台湾の高架橋である。今から5年程前、当時息子の留学先だった台湾の新竹市に、台北市か
『高架橋柱1140本沈下の恐れ』の画像

寒くなり始めた11月中旬頃から、昨年まではなかったが、就寝中に2・3度トイレに行きたくなるようになった。所謂、夜間頻尿である。「俺も歳だな・・・」と納得はするものの、度々目が覚めるとなると睡眠不足になる。はてさて、どうしたものか。真っ先に思い浮かぶのが頻尿用
『就寝前のルーティーン「夜間頻尿、めまい対策」』の画像

聖帝とは、儒教で聖人とされる君主のことを云うそうだが、今から1700年程前、民衆は貧困に喘ぎ、満足な食事を取ることも出来ずにいたとのこと。その為、家々の煙突から煙が立ち昇っていない様子に、当時の帝、仁徳天皇がそれ以後3年間、課税と労役を全て取り止めることにした
『責任と節度ある積極財政「聖帝の世」』の画像

図書館内をぶらついていると、ある本の題名に心が吸い寄せられた。とは云っても、私には縁のなさそうな内容だが、心惹かれることは隠しようがない。その本の題名とは『文豪たちの口説き本』である。太宰治や中原中也、芥川龍之介や石川啄木など錚々たる文豪たちの恋文を編纂
『文豪たちの口説き本   恋文』の画像

岩手県南に、元旦恒例の「磐井清水若水送り」と云う行事がある。一関市東山町松川から、平泉の中尊寺迄約20kmの道のりを徒歩で湧き水を運ぶ行事である。今から800年あまり前の平安後期、奥州平泉を拠点に100年の安寧を目指し、栄華を誇った藤原4代の3代目当主、北方の王者藤
『磐井清水若水送りと道路の有り難さ』の画像

先日、地元紙のコラム「日日草」に年賀状の歴史が載っていた。それによると、平安時代、藤原明衡が纏めた手紙の文例集の中に「春の初めの御悦び、貴方に向かってまず祝い申し候」とあり、それが最古の年賀状の一例だとのことである。後に親族らに挨拶する年始回りが定着し、
『年賀状の歴史と東山軒のどら焼き』の画像

先日届いた日本歌人クラブアンソロジー『現代万葉集』に目を通してみると、「社会・時事」の項目のなかで気になる一首が目に止まった。凍死せる少女死に様で訴える醜い人心雪しんしんと北海道の石川孝子さんの一首だが、昨年の3月、凍死の状態で発見された当時中学2年生の女
『万死に値する「刻薄蛮行」』の画像

師走を迎え、いよいよ2022年も大詰めに差し掛かった。師走と聞くと、どことなく気忙しさがじわりじわりと込み上げてくる。新たな年を迎えて大掃除やら年賀状の作成やら、正月の準備やらと・・・。ただ、しかしながら、実際は少しづつでもやれる時にやってさえいれば、それ程
『聖ニコラウス』の画像

猫間が淵とは、今は水田などに埋め立てられてその面影はないが、今から900年程前の平安後期、藤原清衡公から藤原泰衡公迄の4代の居所があった場所と、当時の政庁があった柳之御所を隔てた大きなナマズのように横たわっていた水路、と古地図に載っていたそうだ。「猫間が淵」
『猫間が淵の語源や柳之御所史跡公園のこと』の画像

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