フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

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2012年10月

農ヶ喜クラブのメンバー後藤定幸さんが、広報いちのせき「I-Style」11月1日号の表紙を堂々と飾った。 遠くを見つめるその眼差しには、農業をこよなく愛し、その良さや大切さを後世に伝えようと使命感に燃える力強さ、そして子供らを愛で包み込む度量の広さや優しが、染み染
『農を思う』の画像

所々に繁茂する背高泡立草(セイタカアワダチソウ)が、とても綺麗に色づいている。 子供の頃、近くの沼や小川に、帰宅早々ランドセルをそこら辺にぶん投げて、よく沼エビやザリガニ釣りに駆け足で行ったものだが、その竿代わりに使ってみたことがあった。竹には勿論敵わな
『背高泡立草』の画像

ここ岩手県南でも、奥山から里山へと、次第に秋の色づきが移り変わり、秋色の濃さが増してきているようだ。 先般、野球のドラフト会議で、岩手・花巻東高の160km右腕大谷翔平選手の行き先をめぐり、業界では慌ただしく取り沙汰されている。 日本野球機構(NPB)のドラフ
『ちっちゃな秋』の画像

午前中は一関市厳美町本寺にある骨寺荘園交流館研修室にて、一関市FP協会主催、葛西五郎講師による「贈与税のしくみ」などの有意義で非常に為になる講義を受講し、昼食は当館「若神子亭」にて、ご当地名物の「南部一郎かぼちゃ」をねりこんだうどん付きの特製弁当を頂戴した
『原発の罪』の画像

食欲の秋、息子から沖縄土産のそばセットが届けられた。 小腹の空いた夜食に、事務所のキッチンで調理してみた。といってもお湯を沸かして丼に入れただけだが。 私は「しな竹」が大好物で、ラーメンの類には必ずといっていい程沢山入れる。 本来であればもう少し透き通っ
『あぐーそば』の画像

「紅葉の様子はどうか」と日本百景の一つ、名勝猊鼻渓を訪れてみた。 訪れたとはいっても、山水画の世界を彷彿させる、左右に聳えたつ石灰岩の岸壁に囲まれ、その真ん中をゆったりと流れる砂鉄川の水面を、船頭さんの「げいび追分」を聴きながらのんびりと舟に揺られたので
『聖なる森のどんぐり』の画像

地元一関市では、3年に1度の、いちのせき第九演奏会実行委員会主催による第九演奏会が、今年で12回目を迎え、12月24日のクリスマスイブの日に、一関文化センター大ホールを会場に行われる。 指揮は小泉和裕(仙台フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者)氏、演奏は仙台フ
『我はさしぐむ』の画像

何日か前、「岩手県南紅葉の絶景ポイント」と題して岩手県南のスポットを紹介した。 その中の一つに北上市本石町の黒沢尻中央公園があり、その公園に色づき始めた秋の景色を背に、噴水を撮影しそれに拙歌を詠んでみた。 おそらく今頃は、緑を基調に赤や黄色、橙色などの
『公園のエッセンス』の画像

日本晴れとなった昨日、念願の脱穀(稲こき)が無事終わった。 先週の水曜日、天気予報では夕方から「雨模様」との報を受け、数日間続いた秋晴れにより、「天日干しの稲の乾燥もちょうど良し」との判断から、急遽ひとり仕事での脱穀作業を行ったのが功を奏し、昨日はその残
『最後の一本』の画像

前々から行こうと決めていた第1回もちサミットin一関(ユードーム前)に行ってきた。 目的は勿論、「実食5品&写真撮影」だったのだが、午前中の農作業が意外と手間取り、予定時刻が1時間ほどズレ込んでしまった。 せめて1品&写真撮影だけでもと思い、昼食を取らずに会場
『はしご車』の画像

昨日は一日いっぱい習い事で忙しかった。 今秋2回目の篠弘館長による短歌実作講座(日本現代詩歌文学館)に出席し、添削込みの講義をたっぷりと受講し、終了後直さま、平泉の事務所にも寄らずその足で一関に向かい中里公民館に直行した。 一関市花泉町にて、写真館(千葉
『コルチカム』の画像

渓流をバックに、紅葉を撮影しようかと仕事の合間を縫って厳美渓に立ち寄ったが、 未だ少しばかり早いようだった。 例年より若干遅れているようで、おそらく今月末あたりが見頃になりそうだ。 厳美渓名物の団子(郭公だんご、滝見だんご、いつくしだんご など)を頬張り
『里の川』の画像

ここ岩手県南の山里でも、そろそろ色づき始める紅葉の最盛期を間もなく迎えようとしている。 先日の妹家族の帰省の折り、甥っ子が我が家の庭先で撮影した星空の写真を、メールで送ってくれた。 写真には、座敷の障子から漏れたオレンジ色の微かな明かりと、私の愛車がぼ
『やそいちの歓び』の画像

10月も中盤に入り、ここ最近は秋晴れにも恵まれ、稲刈りが順調に進んでいるようだ。機械乾燥を終えた玄米がのべつ幕無し、ひっきりなしに検査場に寄せられている。 そんな中、今日も今秋5回目となる「米の品位等検査実習」に行ってきた。 JAの広い大きな倉庫には、検査を終
『米の山』の画像

来る10月20日・21日の両日、『第1回中東北ご当地もちサミット2012in一関』が、秋の一関地方産業まつりの一環として、一関市総合体育館(ユードーム)を中心に野外テントなどの特設会場で開催される。 他に、バルーンフェスティバル(熱気球)などの企画もあり、かなり盛り上
『もちサミット』の画像

今朝は雲一点もない秋晴れの空が、岩手県南の上空に広がっていた。 その澄み切った空気の中を、一羽の鳶が悠然と飛び回り、まるで音無しの構えをした居合の達人が、音もなく真空をスパっと切り抜くかのような鋭さで旋回し、気流に乗りどんどんどんどん上空へと上がっていっ
『虎視眈々』の画像

今週初め、埼玉県三郷市在住の妹家族が久しぶりにやってきた。 2泊3日の短い帰省だったが、世界遺産登録後、初めての平泉(中尊寺、毛越寺)見物や温泉に満足の様子だった。 上海の大学(上海外国語大学)を卒業後、日本に戻ってきた甥っ子も、在学中、中国在住の日本人
『星降る宵』の画像

とある番組のロケで、内田有紀さんらが来ているとの情報が入り、「通行人役のエキストラにでも・・・」と安易な考えをもちながら、急遽ロケ現場に行ってみることになった。 着いてはみたものの、はてさて何処でやっているのか見当もつかず、ましてや通行人が全く必要では
『神山の影』の画像

「弱り目に祟り目」とはよく云ったもので、「良いと言われては断られ、OKサインをもらってはいきなりストップ」とダメだしやダメ押しを喰らい、天地の差が極めて激しい浮沈の憂き目にあっている。 そんな事もあり、なかなか夜も眠れず悶々としている状態だが、まるで私の心
『秋のさと山』の画像

10月に入り、岩手県南でも一斉に稲刈りが進み、米の検査所は一層の賑わいを呈している。 米の品位等検査はほぼ毎日、あちらこちらの検査所で行われているが、私は検査員実習見習いとして今日が3回目(米検査)の現場研修だった。 全体的にみると、今夏の猛暑の影響か多少
『おおがねもち』の画像

秋、この時期の楽しみと言えば、やはりなんと言っても味覚を楽しむこと。 特に梨やぶどうは、その代表格と言っても過言ではないのでは。 我が家でも、暫く前にぶどうの木を植えた事があるが、如何せん手入れを怠った所為か、結局まともに生る事はなかった。たとえ生ったと
『秋の味覚のお裾分け』の画像

畑や路肩には、明るい紫色に染まったタチアザミがいたる所に咲き始めた。 中秋が過ぎ、秋の深まりを感じる今日この頃。 我が家の愛犬ロッキーの様子が最近おかしい。 今夏の激暑の影響だろうか。散歩しても直ぐにへたり込んでしまう。 何かに怯えているようにも覗える
『商秋の花卉』の画像

我が家の庭の、日陰になった場所にある彼岸花が、昨年より約一週間遅れの開花を迎えた。 今年の暑夏の影響だろうか。 年々夏の暑さは厳しさを増し、全体的にも気温上昇が進む日本列島だ。 季節が、少しずつではあるがずれてきているようだ。 その所為か、動物たちの住
『七日遅れの彼岸花』の画像

ウォール・ストリート・ジャーナルの社説で、「歌舞伎内角―野田首相のうわべだけの改造」と称された野田政権3度目の内閣改造人事だが、注目はもっぱら文科省大臣への、ある意味ではサプライズ人事だった。 「教育でどう人づくりをするかが全てのベースだ、尊敬される日本人
『蛮カラ』の画像

我が家の裏山には、マダケの竹藪が一面に広がり、その竹林が途絶えた辺りから、栗の木などの落葉樹と杉林、もっと奥に進むと松林が広がっている。その手前の落葉樹と杉、松の木が混生している所に、先祖代々の旧墓と、北西の少し離れた所に、ご神木様と氏神様を祀る祠がある
『氏神様』の画像

漸く秋らしくなってきた「みちのく」にも、そろそろ紅葉の季節がやってくる。 今年は夏の激しい暑さの所為か、もみじる時期が若干遅れるとのこと。 深山幽谷に囲まれたみちのく奥山の紅葉は実に見事だが、毎年必ずと言っていい程訪れる、世界文化遺産の登録を受けた平泉町
『天馬』の画像

何日か前の深夜、風呂上りに少しだけテレビを観てから床に就こうと、スイッチを入れると、野外ステージで歌うMr.Childrenの桜井和寿氏やBank Bandの曲が流れていた。 「Fund for Japan」をテーマに、収益金のすべてを東日本大震災の被災地復興支援に充てたイベントの収録番
『喉を清めて』の画像

大型の台風17号が、あっという間に過ぎ去っていった。 台風襲来が未明ということもあり、すっかり夢の中だった為か、吹き荒む突風や爆音のような豪雨強襲の記憶は殆どなかったが、一応、朝の散歩を兼ねて、母屋の周りや田んぼ周辺をぐるっと回ってみた。 被害と言える程の
『台風一過』の画像

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