フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

フォト短歌游々日記 イメージ画像

2012年06月

杉木立の中、こもれびが差し込み、輝きの中に「いろはもみじ」が幻想的に浮き立って見えた。青さを強調するかのように。 秋には赤を強調し、やがては茜色へと変げするだろう。 今朝と、つい2時間ほど前、宮城県沖を震源とする若干強い地震がおきた。 東日本大震災から
『いろはもみじ』の画像

奥州藤原の郷、平泉町毛越寺(世界遺産)では、恒例の「あやめまつり」が開催されている。300種30000株の見事な菖蒲が、今がちょうど見頃を迎えている。 毛越寺の由来と歴史>> 開催期間 6月20日から7月10日 <今後の予定> 7月1日(日)子ども写生会
『白鹿の背に』の画像

我が家の畑には、薄紫色に染まったじゃがいもの花が満開に咲いている。 元々観賞用として栽培されていただけあって、花は結構綺麗である。一輪挿し花瓶に刺して、机の上に飾ったとしても決しておかしくはない。 しかしながら後々を考えれば、違った用途で利用したいところ
『芋の花』の画像

蛾は何かに擬態するのが得意だ。 勿論全ての蛾にあてはまる訳ではないにしても、枝や葉っぱに擬態し、見分けのつかない蛾(または蝶)を結構見かける。 先程、矢巾町での講習が終わり、事務所に戻ってくると、玄関の直ぐ脇に設置してある自動販売機の取って口に、見慣れ
『蛾の特技』の画像

我が家の庭の片隅に、季節ごとに、色とりどりの色んな花々が咲き誇り、目に潤いと、心に和みをもたらしてくれる、母が丹誠込めて育て、手入れをしている花壇がある。 その一角に数本の薔薇の木があって、毎年目を楽しませてくれる。 ちょっと前までは、花を愛でる余裕す
『庭のしょうび』の画像

愛犬と畑を散策していると、四方八方から「ホーホケキョ」「キョッキョキョキャキョク」とウグイスの求愛の歌声が聞こえてくる。 我が家の畑の西側に、境界杭代わりとなる数本の桑の木に、春から夏に向かうちょうど今頃、どこからともなくウグイスがやってきては一生懸命に
『ホーホケキョ トッキョキョカキョク』の画像

本日のフォト短歌とは関係ない本文の内容です。悪しからず! 岩手県一関市舞川の「みちのくあじさい園」では、 紫陽花の開花に先立ち、アメリカシャクナゲともいわれるカルミア(約300株)が見頃を迎えている。 今年の「みちのくあじさい園」の開園は、今冬の厳寒の影
『天に感謝す』の画像

先日、農ヶ喜クラブの面々と、一関市大東町京津畑地にある廃校跡を再利用した「山がっこ」を訪れた折り、小用を足そうと雪隠の戸を開けたところ、真正面に見えるガラス戸に、格調の高い教訓短歌が目に止まった。 曇りガラスを透して、外界から淡い光が差し込み、その光に
『気遣う心』の画像

「チュッチュチュッチュチー」とホオジロの透き通った鳴き声の、四方八方に木霊する甲高い鳴き声が妙に心地よく、暫しの間聴き惚れていた。 彼女を探す鳴き声か、それとも相方を呼ぶ声か。 恋に季節は関係ない。恋した時が「恋の季節」なのだ。 岩手では、台風4号が熱帯
『季節はずれの恋する季節』の画像

今日から矢巾町での研修に復帰することになった。 3日間の遅れはかなり痛い。 台風の接近か、帰りの道中は所々スコール状態。 私は腰部不調により運転を控え、行きも帰りも同じ研修参加の菊地君にお願いする事になったが、当初は「交代でやろうな」と私が提案しただけに
『都忘れ』の画像

今朝も田圃の土手いっぱいに咲き乱れている金鶏菊が、朝日に向かい一斉に花開いていた。 ちょうど一週間前の朝、「綺麗だな」と思い、夢中になって咲き誇る金鶏菊にカメラを向けていた。最初は土手いっぱいに咲く全体写真を、次に焦点を絞り込んで部分的描写をと、色んな
『金鶏菊』の画像

昨夜はショックのあまりなかなか寝付けなかった。 と言うのも、4年後の岩手国体準備の為、県の国体準備事務局への回答の相談をしようと、日本パワーリフティング協会専務理事(元)の東郷達男(故人)さんに連絡を取るべく、携帯に幾度と無く電話を入れたところ、 「現在使
『惜別の歌』の画像

今日は一気に気温が下がり、衣替えによる半袖姿ではとても外を歩くどころか、ジャンバーを羽織らないと寒いぐらいの一日だった。 本日は、FP協会の勉強会に出席した後、予てよりの念願だった、年末に行われる第九演奏会の合唱団参加の手続きをする為、一関文化センターに
『ボサノバに癒されて』の画像

久方ぶりの腰部激痛(ぎっくり腰)に伴う二足歩行困難状態の最中(さなか)、事務所内で仰臥禅の如く座布団を枕に横臥していると、「コンコンコン」と事務所のドアをノックする音と同時に、「カイチョウ、お邪魔します!」と懐かしい爽やかな挨拶がドア越しに聞こえてきた。
『YAMATO見参』の画像

「この世に絶対あって欲しくないもの、あるべきじゃないものは何か」と問われれば、先ず何と言っても戦争や内乱などの殺戮の伴う争いだと私は答える。 また、この度の福島原発の事故による目に見えぬ恐怖を、まざまざと思い知らされた放射能も、敢えて挙げるべきだろう。
『懐かしの故郷』の画像

昨日の京津畑での農ヶ喜クラブ見学会の後、一路一関市川崎町にある道の駅かわさきに、当クラブのメンバーであり、結っこメモリプロジェクトの責任者でもある早坂氏が、津波で薙ぎ倒された高田松原の松を利用し、USBメモリーの柄や、ペンダントなどに加工を施した支援グッズや
『テントの下で』の画像

本日は農ヶ喜クラブ主催による見学会。 今回は一関市大東町京津畑地区の「山がっこ」「郷土食研究会やまあい工房」にお邪魔することになった。 両施設を運営する京津畑自治会は、廃校となった旧京津畑小学校の校舎を利用し、地元自治会によるコミュニティーの再生や、郷土
『思い出の廊下』の画像

盛岡方面に向かった折は、出来るだけ寄りたいと思っている店の一つに、矢巾駅前に昔からある二葉屋(お菓子屋)さんがある。 その店の看板ともいえる「矢巾キャベツ」が目的だが、昨日は約3年ぶりの来店となった。 以前は優しそうなオバちゃんが店番をしていたが、やはり
『矢巾キャベツⅡ』の画像

事務所への帰り際、太陽から降り注ぐ力強い光を、何かが遮ったかのように感じ、ふと西の空に目をやると、奇奇怪怪な雲の塊が横たわり、眩い筈の陽光を遮っていた。 その奇っ怪な雲の形に、思わず意味を探り始めたが、なかなか探し出せないでいる。 夕暮れの 磐井の大地
『何に観えるか』の画像

暑い日が続いている。 矢巾町での研修からの帰り、研修でヒートアップした脳や、この暑さで火照った身体を鎮めようかと、金ケ崎西根吉田沢にある自家製無添加チーズとジェラートの店"Cowbell”に、久方ぶりに立ち寄ってみた。 時間があれば、店内でのジェラートの他、カ
『ほてりを鎮める』の画像

大型観光企画「いわてデスティネーションキャンペーン」に合わせ、県内では5年ぶりとなる蒸気機関車の運行が、6月17日迄の週末に予定されている。 運行区間は一ノ関駅~釜石駅、2日間かけて往復するとのことだ。 ファンにとっては待望のD51の運行とあって、17日迄の週末
『懐かしの音』の画像

ここ数日、陽気の良い日が続いている。 寧ろ暑いぐらいだが、蒸し蒸しとした厭らしい暑さではない。 こんな気持ちの良い天候が何時まで続くのだろうか。「何時までも続いて欲しい」と願う反面、「続くわけがない」と冷めた現実を肯定したその矢先に、西の空が黒く、曇りだ
『あおいづき』の画像

以前より是非行ってみたいと思っていた西和賀町のワラビ園に、本日漸く行ってみることになった。 「高速で一気に」とも思ったが、天気もいいので錦秋湖を眺めながらのドライブもまた一興、と予定変更。 一路国道107号線を西に向かった。 車の窓を全開にして、心地の良い
『西わらび』の画像

6月1日号の広報いちのせき「I-Style」の表紙を、我が伊藤家(この界隈では「伊藤まき」と呼ばれている)の総本家である伊藤達郎(70歳)さんが堂々と表紙を飾った。 15ヘクタールの杉林の中に、300種・3万株をゆうに超えるアジサイ(みちのくあじさい園)を植え、それが元
『あじさいの郷』の画像

↑このページのトップヘ