フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

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2012年01月

毎日毎日厳寒の日が続いている。 いよいよ1月も今日で終わり、明日より、寒さも次第にゆるぎ始めるであろう2月に入る。 この寒さも、後ひと月ほど辛抱すれば待望の春を迎へ和らいでくる。 カウベルを首にかけ(今はないかも)、青々と茂った牧草をはむ牛たちの姿が、草原
『カウベルの音』の画像

恒例の伊藤家新年会が、厳美渓温泉“渓泉閣”で行われた。 以前は、親類のうち一軒でも不幸があれば、翌年の新年会は中止だった。 近隣に住む親類縁者の合計が24世帯。人数にして100名以上は居るので毎年必ずと言っていいほど不幸がある。その為十数年間も新年会をやらなか
『伊藤家の新年会』の画像

ここ2日ばかり、なんとも寒い日が続いている。 外の寒暖計を覗いてみると氷点下12.5度であった。 お陰で、電熱線が入っているにも係わらず一部の水道が凍結してしまいウントモスントモいわない。 何時まで続くかこの寒さ! やはり住むには南国がいい。
『つべたさや』の画像

口こみを自由に投稿出来ることで有名なサイトの下で、金銭授受による評価の投稿や、やらせ問題が発覚し物議を醸している。 かくいう私も口コミサイトは結構活用していて、ホテルを選ぶ時や、外食するときなどはある程度の参考にしていたり、ただお店探しの参考にするだけで
『口コミの真と嘘』の画像

昨年3月の東日本大震災の大津波により、7万本もあった高田松原の松の木が、1本のみを残して全ての松がなぎ倒された。 その倒木した松を何らかの形に残し、そして思い出に残そうと、一関市宇南に事務所を構える(有)武田パーツ専務取締役の武田ユキ子(一関市議会議員)さん
『高田松原の記憶』の画像

昨日は、ここ岩手県南部では今年一番の大雪だった。 とはいっても今年は例外的に多い北海道や日本海側の大雪とは全く比較にならない程の量だが。 今冬に入り初めての雪掻きをやる事になったけれども、日中の気温上昇にともない結局その必要はなかった。 しかしながら久し
『ぼた雪』の画像

今日はここ数日間の厳しい寒さが一変して小春日和のポカポカ天気となった。 このまま春になれば・・・! 昨年世界遺産登録を果たした岩手県平泉では、毛越寺を中心に二十日夜祭が明晩の大寒の日に行われる。 五穀豊穣、無病息災を祈願し、42歳の厄年を中心に柴燈木登り
『陸奥のとき』の画像

フォト短歌とは全く関係のない内容だが!! 17年前の今日、大都市への直下型の地震で、多くの犠牲者を出した阪神淡路大震災が起こった日。 今朝ラジオで話していたが、「結びを深める」という意味か、今日はおむすびの日として、おむすびを食べる日なのだそうだ。 勿論
『雪道』の画像

宮城県気仙沼市の「昇り龍」 写真を撮りに行きたいと思っているがなかなか時間が取れそうにない。 なので、先日ニュースに写っているのを写真に収めたものに、多少の修正を加えそれに短歌を詠んでみた。 龍は架空の生き物だろうが、私はこれを復興への印、そして奇跡であ
『復興の印 『昇り龍』』の画像

正確には、「すがこ(すがっこ)」とは方言で薄い氷の事を云う。 我が家の愛犬の飲料水の凍り方をみると、とても薄い氷とはいえない。 部分的に盛り上がっている所もある。 寧ろ氷解と言った方が正しいのかも知れない。 最近頼まれ事が多くなり、中には難解な問題も
『難問山積』の画像

今朝は冷え込んだ。 ここ岩手県南部でも、氷点下9度を記録し今冬一番の冷え込みとなった。 仮設住宅を余儀なくされた被災者の方がた、暖は十分にとれているのだろうか。 震災から10ヶ月が経ち、あとふた月で1年が過ぎようとしている。 そんな中、東日本大地震の余震だ
『一本の松』の画像

今日は小春日和。 1月とは思えない程温かい陽気だった。何時もの調子で厚手の上着を羽織り店内に入ると次第に汗をかく程だった。 室内の温度調整も難しい。 このまま春に・・・と思いたくもなるがそんな筈もない。 明日から何時も通りの寒い冬に戻るとの予報だ。 た
『くぐい』の画像

寒さの中にもビリっとした寒さと、身体の芯から寒いと感じるドロんとした寒さがあるように感じる。 その時の天候によって、気温が氷点下10度の時よりも、氷点下5度の方が寒いと感じる時がある。 つまり体感気温が違うということだが、これはおそらく湿度の違いによって起こ
『ひなたぼっこ』の画像

久方ぶりのグルメ短歌。 私の風体や雰囲気を察してか、「私がよく行く店はどんな店か」と尋ねると殆どの連中は寿司屋かラーメン屋との答が返ってくる。 勿論寿司やラーメンも大好きだが、それと同じぐらいパスタも大好きである。 最近は暫く調理していないが、学生時代
『うみおうぎ』の画像

今日はここ平泉でも、止まることを忘れたかのように朝からしんしんと雪が降り続いている。 思い起こしてみれば、今季の冬を迎えて以来未だ一度も雪掻きをしていない。 何時もなら必ずといっていいほど、師走中にドカ雪が降り、腰を庇いながらも雪と格闘するのが行事の一つ
『氷の牙』の画像

冬休みで帰省していた息子から、「温泉いってみないか」との誘いがあり久方ぶりに行ってみる事にした。 「何処いく」と尋ねると、「真湯がいいな」という事で、一路厳美街道を西に向かい栗駒山方面へとハンドルを切った。今から約4年半ほど前の2008年6月14日、岩手・宮城内
『稜線の筆文字』の画像

久しぶりに書き初めをしてみる事になった。 はてさていったい何を書こうかと迷った挙句に、運営するホームページ上の座右の銘のコーナーに掲載してあった文句に、一字の間違いを発見した。間違いと言っても、私が勝手に作った造語の四文字熟語であって正式なものではない。
『書き初め』の画像

年初めの行事である元朝参りには、ここ数年来冬休みで帰省する学生の息子と二人、昨年世界遺産登録となった平泉の毛越寺を皮切りに、地元舞川にある学問の神様菅原道真公を祀る菅原神社、そして近所の安部家裏山に鎮座するお稲荷様、その後一眠りした後、我が家の裏山に祀っ
『松明の炎』の画像

酪農フォト短歌10作目が掲載された。 職人の 技に安堵し 牛たちの 手入れの後に 乳量増して <Essay> 職業も多種多様である。 知人の牧場を訪れたその時、牛舎の裏手の方から「グィーングィーン」と何かを削っているようなサンダーの音が聞こえてきた。「何だろ
『堪えて忍ばむ』の画像

いよいよ新たな年を迎えた。 昨年は多くの悲しみを経験し、またそれと同時に多くの温かな真心にも接する事ができた。 昨年の3月11日以前の日本は、平和で、しかも物は豊富にあり、なに不自由のない安穏とした生活を送るのがごく当たり前だと思っていた。 しかしながら、
『復興の朝焼け』の画像

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