フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

フォト短歌游々日記 イメージ画像

2011年07月

知人の安否確認がとれ、早目に、ボランティアも兼ねて是非行きたいと思っていた気仙沼市に、本日漸くその目的を果たす事ができた。 当初は数名での参加予定だったが、昨日の集中豪雨や天気予報の判断から中止との結論を出していた。 しかしながら今朝の空を見ると、「何と
『被災地の為』の画像

遠路はるばる高速を飛ばし、 わざわざ義援金を届けに、日本パワーリフティング協会の東郷専務理事が見えられた。 途中、被災県である福島県、宮城県の各県協会に立ち寄り、片道6時間以上もの長旅、休む暇もなく高速道路の運転をされ、全国のパワーリフティング協会関係者か
『義援金』の画像

今日は人との待ち合わせの為、早目に事務所に戻ったところ、1時間程遅れるとの連絡が入った。 筑波市から高速での移動、しかも途中で何ヶ所かに立ち寄るとあって予定通りという訳にはいかない。 最近特に時間が取れないので寧ろ空いた時間が有難い。 早速、一日一首の日
『やまゆり』の画像

お昼時間に、奥州市水沢区の図書館に立ち寄り、駐車場の周りを見渡したところ鮮やかに紅葉している葉が目にとまった。 「あれっ、こんな時期に!」と思ったが、台風一過で先週はかなり涼しい日が続いた。 おそらくその所為であったのではないだろうか。 その後暑さも舞い
『暑さしのぎ』の画像

大地震、雷、そしてゲリラ豪雨による洪水など、日本列島いや世界でも自然の猛威に曝されている。 局地的なゲリラ豪雨の出現頻度は、昨年に比べると約1.3倍との見通しがだされ、北日本を中心に気温が下がり、局地的な竜巻の発生が増えると気象庁が予測している。 地球温暖
『天変地異』の画像

ここ岩手県南部でも、震度4、震度3と、収まりつつあると思われていた地震の恐怖が、再び甦ってくるようだ。 三陸沖のみならず、日本列島全体に地殻変動がみられるようだ。 中学時代か高校生の頃、小松左京氏の日本沈没が映画で放映され、 近年では2006年に製作費20億円
『紺碧のそら』の画像

盛岡からの帰り、東北自動車道に入ろうと盛岡ICに向かった。 ところが、インターチェンジの入口付近で又もや渋滞。その距離約1kmぐらいだろうか。国道46号線の左車線に約500m以上は並んでいた。 降り口付近での渋滞なら理解はできるが、入口の渋滞は考え難い。 おそ
『城柵』の画像

世界文化遺産登録後の平泉町毛越寺では、8月16日火曜日。 願い事や供養内容を書き綴った灯籠を、僧侶らによる読経の中、境内にある浄土庭園大泉が池に浮かべ供養する、初の法灯会が行われます。 詳しくはこちらを是非ご覧下さい。
『浄土庭園法灯会』の画像

7月だというのに、ここ2~3日の朝は寒いぐらい。 空を見上ると、とても7月とは思えないようなすじ雲がゆったりと流れていた。 今年2回目となる草刈り作業も漸く終盤に差し掛かり、涼しさの中での作業はとても快適だ。 ただ、例年であればお盆が過ぎたあたりから鳴き出
『ひぐらし』の画像

車を走らせていると、「あれっ、何だあの水田は」とついつい近づいてみたくなる衝動にかられた。 ところどころ青青と伸び過ぎた稲と、今の時期であれば普通の育ち方をしている稲と、混在していた田んぼだった。 最初は「田んぼアートでは」と思ったけれども、直ぐに間違
『まばらな茂り』の画像

何年か前、秋田の川反で飲んだ時に、この昭和の佳き時代を思い出させる外観に、ついつい誘われてふらっと入った居酒屋さん。 今回は別の居酒屋に入ったのだが、後になって、やはり此処に来ればよかったと後悔したものだった。 何が印象深かったのかというと、何といっても
『暖簾』の画像

「将来は原発がなくてもやっていける社会を実現する」と脱原発を唱えた事に、野党や原発の立地市町村、経済界から一斉に不満の声が高まった。 脱原発により再生可能エネルギーに切り替わる事による電気料の高騰を懸念し、「もしそうなったら拠点を海外に移す」との意向のよ
『賢治のうた』の画像

青森のねぶた祭り、仙台の七夕と並んで東北三大祭りの一つ、秋田の竿灯祭りの稽古風景を見かけた。 一般用の竿灯には46個の提灯が群がり、長さ12m、総重量が約50kgにもなるという。 それを肩で担いだり、腰に乗せたり、バランスをとりながら練り歩くとなるとかなりの重
『竿灯祭り練習風景』の画像

被災地の高速道路では、りさい証明があると料金が無料になる。 その為か利用車の台数もかなりの量だ。 勿論、増えれば増える程事故の確率も高まってくる。 昨日、東北自動車道を北上する際、前方の様子に異変を感じた。 左車線の車全てが、減速し始めてとろとろ運転と
『高速道路事故』の画像

10日程前に芙蓉花のタイトルで詠んだ短歌があったけれども、立葵(タチアオイ)の間違いであった事に気が着いた。 「芙蓉の花」とばかり思い込んでいたが、思い込みとは恐ろしいものでまったく疑う余地もなかった。 ふと、気になって調べ直してみたら全くの別物であった事
『葵ばな』の画像

支援を継続するという事は本当にエネルギーを必要とする。 情熱と忍耐力、犠牲的精神の持ち合わせがなければ、到底続けられるものではない。大概は1回や2回の支援物資、義援金、或いはボランティア活動に止まるというのが一般的ではないだろうか。 それを更に継続させる
『未だまだ続く被災者支援』の画像

我が家のブルーベリーの結実は遅いようで、漸く食べ頃を迎えた。 最近、疲れ目やら老眼が進み、アントシアニンの補給を考えていたところだっただけに、ブルーベリーが熟した事は実に有難いことだ。 サプリメントを飲めばそれで事足りるのだが、 農薬を一切使わず、燦々
『アントシアニン』の画像

ここ岩手県南部でも、32度を超える暑い日が続いている。 震災の原発事故にともない、消費する電力の節電が叫ばれている中、 事務所の窓に初めてすだれを掛けてみる事になった。 元々、クーラーやエアコンが好きではなかったので、昨年の激暑の夏ですら、殆どスイッチを入
『雲の峰』の画像

数年前より、厳しい冬を乗り切り、後々までその種を受け継ぐ為、畑に深ぶかと穴を掘り大切に保管してきた里芋の葉っぱが、得体の知れない生き物に喰い荒らされていた。 一体犯人は「何者だ」と不思議に思っていたところ、今朝初めてその姿を確認する事が。 今迄見た事の
『畑の奸物』の画像

危惧していた事が現実のものとなった。 先月(6月)の上旬、帰宅途中に度々出くわした子狐たちだが、何処に移り住んだか最近出くわす事が無くなっていた。その子狐の中で、特に警戒心の薄い子狐に「ごんた」と命名したが、昨夜、帰宅の途中で一匹の狐が、舗装道路の上で死
『浮世の夢』の画像

気象庁の発表では、ここ岩手県も「梅雨が明けた」と宣言され、暑い熱い真夏の到来を予感させるうだるような暑い中、寺山(岩手県パワーリフティング協会理事)選手より、予てよりパーソナルトレーニング会場としての要請があり、快く承諾していたパーソナルトレーニングが、
『ベンチプレス』の画像

昨日、どんよりとした天気、時折小雨のちらつく中、 岩手県一関市舞川にある親類経営のみちのくあじさい園を訪ねてみた。 約15ヘクタールの杉林の中に、ウッドチップを敷きつめた遊歩道が広がり、その沿道にはクロヒメやシロタエ、アナベルなど。 かわったところではヤ
『みちのくあじさい園』の画像

上の句に芭蕉の句を拝借して、下の句を付け足して歌を詠んでみた。 此処岩手県南では、梅雨の風物詩「あじさい」が一斉に色を染め始めている。 今日は曇りのち雨、あじさいはやはり雨が似合う。ましてや曇りとあって撮影にはお誂え向きな天候である。 そんな事もあり、こ
『七変化』の画像

忠告は 受けむと睨む あまがえる 雨の気配に 座して待ちゆく むかしむかしある所にアマガエルの親子がすんでいた。しかし子ガエルは大変なヘソ曲がりで、親ガエルの言いつけと反対のことばかりやっていた。 いよいよ死ぬという時に、親ガエルは(墓が流されない
『あまがえる』の画像

訂正・・・この花は芙蓉花ではなく立葵(タチアオイ)の間違いでした。 大変申し訳ございません!! 今日は青空が広がり、貴重な梅雨の晴れ間の天気となった一日だが、 とりたてて何処に行くでもなく、何をするでもなく。 ただ事務所にいるのも勿体ないような気もしな
『芙蓉花』の画像

先月(6月)の上旬、帰宅途中に初めて出逢った子狐の兄弟、ここ最近姿を確認する事が出来ない。 無事成長していればいいのだが。 前回YouTubeで公開した子狐ごんたとの出逢い(その1)以降の映像をUPしてみた。 当初は、もっと撮影出来るものと思っていたので、もう少し
『影を偲びて』の画像

「知恵を出さないところに金は出さんぞ」 「県自体で漁港再編問題のコンセンサスを得ろよ! さもなくば我々は何もしないぞ」 などなど、上から目線、命令調の高圧的な態度で、連日連夜浸食も忘れ、ひたすら復興に向け、激務に追われながらも心血を注いでいる被災地の知事
『冷淡言動』の画像

今月の月刊「酪農ジャーナル」7月号に、新連載酪農フォト短歌「犬馬の労」が掲載された。 草(早)暁の 牛舎にうねる 息荒く 犬馬の労の けなげな若人 十代の寡黙な若人が、牛舎の中でもくもくと、しかも真面目に働く姿を見て、「俺は今迄いったい何をやってきたの
『働くとは』の画像

今までは、高田市のボランティアセンターを経由しての奉仕活動だったが、今回は隣町の大船渡市に行く事になった。天気予報は曇りのち雨、夕方から雨の予想だった。 蒸し暑さの中、作業はきつかろうとある程度覚悟はしていたが、内陸部と違い思った程きつくはなかった。 と
『薄青のシャツ』の画像

先ごろ、1万人近い株主と、反原発・脱原発を訴えに詰めかけた人々でごった返す中、注目の東京電力株主総会が開かれた。 嘗てないほどの人数と、6時間にも及ぶ過去最長の総会となり、世間が一番注目する原発問題も3号議案として採決された。 テレビ報道などでは、採決の結
『薫風そよぎ』の画像

梅雨の時期で一番きつい作業だと、私は確信している田んぼの溝切りが、いやいやながらも今朝から始まった。 以前は休日の日中にやったものだが、炎天下の中、ふらふらになりぶっ倒れそうになった苦い経験から、今では早朝にやることにしている。 何れにしても、「やはりき
『溝切り』の画像

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