フォト短歌游々日記

日頃撮りためた写真に短歌を詠み、時には詩を作り、それらをコラボレートしたフォト短歌やフォト詩歌に、偏見や私見混じりのエッセイを添えたブログです。

フォト短歌游々日記 イメージ画像

2010年09月

数年前、吉田師匠に舞茸採りに連れて行ってもらった事がある。 深山幽谷の佇まいの残る山中に分け入り、藪をこぎ、幾つもの尾根を越え、古木となった大木のミズナラの木を目指してひたすら山を駆け上がったものだった。探し回る事約5時間にも及んだ。 途中、買ったばかり
『舞茸』の画像

予定より一週間程ずれ込みながらも、仕事の合間を縫って漸く稲刈り作業が始まった。 今度の日曜日に終わらせる予定なのだが、後はお天気次第である。 秋の長雨の影響によって、この辺の殆どの田圃は未だ稲刈りが済んではいない。 秋晴れが続くことをひたすら祈るばかりだ
『ホニオ(ほんにょ)』の画像

親戚の葬儀も、多少のハプニングはあったものの無事に終わった。 私の父親もまだまだ健在なのだが、後進に後を譲るということで、仏事から祝い事全ての行事に於いて、私が出役するようになって以来、本家役として行事を仕切るのは始めてであった。 今まではお客さんとして
『不慣れなり』の画像

それにしても色んなキノコがあるものだ。 先程、山菜・キノコ採取の師匠である吉田さんが、事務所のドアを開けるなりビニール袋をポンと手渡してきた。 「何ですか」と尋ねながら見てみると、鮮やかな赤褐色をしたキノコが入っていた。 正式名はタマゴダケ 別名…皇帝き
『皇帝きのこ』の画像

昨日、おばちゃん(正確には祖父の弟の奥さん)が95年の歳月に終止符を打った。 丁度御彼岸の中日だった。 生前のおばちゃんは、篤信家としても知られており非常に温厚な人柄だった。晩年は、入院生活を余儀なくされ、肺炎をこじらせた所為かここ2・3カ月は食べ物が喉を通
『彼岸花』の画像

ある酪農家の一家を訪ねてみる事になった。 丁度その時、子牛に餌をやるところだったので、写真を撮らさせて頂いた。 写真には映っていないが、一番末の娘さんが丁度照れる年頃で私の後ろに隠れてしまった。 ちょっと残念ではあったが、この写真だけでも微笑ましい光景で
『絆』の画像

コスモスの花が可憐に咲き始めた。 青空をバックにとカメラを構えるのだが、如何せん曇りのち雨の日が続いている。ただ、それはそれでまた好いのである。 時折吹く秋風に揺られ、左に靡いたり右に靡く姿を眺めていると、線の細い今にも折れそうなか弱き乙女の様に映ってく
『生娘』の画像

セミナー参加の為、秋田県秋田市にお邪魔することになった。 夕方は久方ぶりの川反散策。目に止まったのは海鮮居酒屋の北野水産だった。早速暖簾を潜り入ってみると、ドンドンドンと勢いよく太鼓の音が鳴った。何事かと思ったがそれが挨拶代わりのようだった。 なか
『海鮮居酒屋』の画像

赤とんぼが、ぼちぼち見え始めている。秋を感じさせる。 今日はちょっと時間があったので、自筆で短歌を書いてみることにした。 半紙に筆書きをして、スキャナーで取り込み写真として保存。 そのまま写真として、写真の上に合成すると文字のみ映し出す事が出来ないので、
『秋盛り』の画像

自宅裏山を犬と散策していると、「しろシメジ?」ではないかと思われる綺麗なキノコを発見。辺り一面広がっている。 キノコに関してはただ今勉強中ということもあり、どうも自信が持てない。 「迷ったら採るな」というのがキノコ採りの鉄則である。 キノコ図鑑を片手に、
『白シメジ?』の画像

岩手県平泉町にある毛越寺では、本日から今月末迄、「萩まつり」が行われる。 詳しくは 百姓徒然日記inいわて「毛越寺萩まつり」 http://www3.atword.jp/kome111/2010/09/15/%E6%AF%9B%E8%B6%8A%E5%AF%BA%E3%80%8C%E8%90%A9%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A%E3%80%8D/
『毛越寺「萩まつり」 岩手県平泉町』の画像

禁煙を始めてから既に4カ月になる。つい半年前迄は考えられない事だった。 「俺がタバコを止める時は死ぬ時だぞ」と豪語していたからだ。 灰皿やライターは常に机の上やパソコンの横にあって、タバコは勿論の事、何時でも手が届く所にあった。 禁煙に成功した今でも、後
『我が胸中』の画像

焼石岳の麓には、デントコーン畑が一面に広がっている。間もなくすると家畜用の飼料として刈り取られ、冬場の保存食としてサイレージなどに加工される。 秋の晴れ渡る青空の下、清々しく心地よい風に揺られ、カラカラと葉の触れ合う音を聞いていると、爽快感の合間に、夏の
『キビ畑』の画像

ここ2・3日雨の日が続いている。その所為で、稲刈り前の草刈りにも影響している。 それよりも、長雨が続いてしまうと田圃の乾きが悪くなって、稲刈り作業にもかなり支障をきたす。 「すすき梅雨」にならぬ事をただただ祈るばかりである。
『クモの糸』の画像

近所の伊師さんから、今年も桃と梨の御裾分けを頂戴した。何時見ても綺麗な出来栄えだ。 勿論味もまた格別に美味しい。とても素人が栽培したとは思えない程、綺麗な桃と梨である。本業は歯科医師なのだが・・・。 http://www3.atword.jp/kome111/2010/09/11/%E9%A0%82%E3%
『桃と梨』の画像

秋晴れの日、岩手県金ヶ崎町西部にある、千貫石ダムの外周をぐるっと一周してみることにした。 落葉樹や赤松林に囲まれ整備のいきとどいた道を、窓を全開にしてゆっくりと進んでいると、時折吹く風も涼しく、それとともに聞こえてくる小鳥たちの鳴き声が、何とも言えぬ心地
『オニヤンマ』の画像

岩手県金ヶ崎町吉田沢に、チーズとジェラートの店カウベルがある。 場所はかなり分かり辛い所にあるが、探してまで行く価値のある店だと思っている。 詳しく説明すると、 岩手県の南部、北上市と奥州市の丁度中間地点である金ヶ崎町の西側に、提体積370千m3、総貯水量
『滑らかジェラート』の画像

栗の木のイガラがボチボチ口を開け始めたようだ。昨日今日と、此処岩手県南もだいぶ秋めいてきたが、つい2日程前はとんでもなく暑い1日だった。 誰も居ない事務所に戻ってみたところ、室内温度計の針が38.8℃を指していた。 そんな異常な今夏の暑さの所為か、葉っぱや枝は
『里山の栗』の画像

今にも崩れ落ちそうな赤提灯が目に止まった。 無性に気になって、入ってみることにした。そこには、炭の香りがほんのりと立ち込めていた。 七輪の上には、旨そうな焼鳥が少し焦げ加減のいい色合いになって、取り分け皿に盛られるところであった。 思わず、ゴクんと唾を飲
『赤提灯』の画像

愛犬のロッキーも、人間でいうと既に80近い老犬となった。 あと何年一緒に散歩を楽しむことが出来るだろうか。 生を受ければ、何時か必ず死が訪れる。出会いがあれば、必ず別れが待っている。 だからこそ、愛おしい。 だからこそ、大事にしたいし優しくしたいと思う・
『愛犬ロッキー』の画像

昨日今日と2日間、地元の一関高専を会場にC言語の講習があった。 「50の手習い」とよく言うが、50歳過ぎてから色んなものに挑戦してみたいと、時間さえ都合が付けば、兎に角積極的に参加するようになった。 この歳から一つの事を究めるよりも、「色んな事をやってみたい」
『ビビることなし』の画像

見事な大皿だ。 この作品は、宮城県金成町にある大久保窯の村上世一さんの作品である。 力強さと美しさが、その色合いと共に見事に表現されている逸品。 傑作だ! 喉から手が出るほど欲しくなったのだが、如何せん、手が出るどころか手が出せないのが現状である。 何と
『一枚の皿』の画像

金ヶ崎町にある牧場に行ってみたところ、生まれて間もない子牛がいるというので、案内してもらう事になった。私も若い時分に、北海道江別市にある牧場で約3ヶ月程、研修兼アルバイトをやった経験がある。 我家で、牧場でもやろうかと考えたからだった。 結局、その夢は果
『はつ対面』の画像

元横綱初代若乃花、日本相撲協会元理事長の花田勝治(はなだかつじ)さんが昨日、腎細胞がんのため東京都新宿区の慶応大病院で逝去された。 また一人、惜しい人が天に召された。 心よりお悔やみ申し上げます。
『さようなら「角界のドン」』の画像

昨日の集中豪雨は凄かった。滝の様な、バケツをひっくり返した様な、とそんな形容詞がぴったりのゲリラ豪雨だった。 おまけに雷が凄く、その影響か事務所や自宅までもが電話回線の不通となった。使えるのAUの携帯電話のみ。早速、緊急ダイヤル0120-444-113(携帯専用緊急
『ゲリラ豪雨』の画像

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