第3回文学フリマ岩手が終わった。と云っても、5日前の17日(日)に終わっているので、今更という気もしないではないが、一応来年の為の参考資料として記載しておきたい。
遅れた理由として、先々週に行われた還暦同級会の記録動画の編集に手間取った、と云うのが主な理由だが、漸く無事に仕上がった。DVDには写真185枚と動画約28分を収めた。欲を云えばもう少し動画を増やそうかとも思ったが、きりがない。妥協もまた肝心なり。同級生諸氏には許していただこう。
あとは私の手を離れ、コピーを依頼してある同級生らに託し、出席者全員に送る手筈となっている。
編集内容については、私の独断と偏見、偏好が色濃い内容となったかもしれない。その為、辛口な同級生らからクレームが来そうな予感もしないではないが、それもまた愛嬌・・・。

さて、本題の第3回文学フリマ岩手の様子について記載したい。
今年で3回目を迎える文フリ岩手こと文学フリマ岩手だが、私は前回の第2回目からの参加となる。
本来なら、一昨年の9月に開催された第1回目に参加する予定で準備を進めていた。しかしながら希望郷いわて国体の公開競技が1週間後に迫っており、近づくにつれ問題がニョキニョキと頭を出してきた。文学フリマどころではなかったと云うのが、その真相であった。せめて見学だけでもと思ったが、それもまた叶わなかった。
そんなことで、昨年に続き2回目となった今回だが、1度経験していた為、あまり迷うこと無く準備を進めることができ、テーブルカバーなどもしっかりと用意していた。勿論、辺りを見渡し、店頭のデコレート具合を見比べてみると若干貧相にも思えたが、それはそれでまた良し。
「空間」を意識したスッキリとした店頭になったのではないだろうか。

出店ブース番号は「オ-09/10」出店名は「いちのせき文学の蔵」
今年で30年目を迎える一関・文学の蔵が刊行した『ふみくら』をメインの出品である。
ブースの店番には、一関・文学の蔵の世話人会のメンバーであり、『ふみくら』の編集委員を務める佐藤竜一氏と私が椅子を温めた。
出品したのは『ふみくら』創刊号以外に、宮沢賢治の研究家である佐藤竜一氏(国立岩手大学特任准教授)の著書数点と、私のフォト短歌エッセイ集シリーズのデモ版を陳列した。

昨今、活字離れが進むなか、来場者の減少が懸念されたが、昨年を上回る来場者数、賑わいとあって、お陰様で『ふみくら』創刊号の売れ行きも好調だった。
文学フリマと云うと「若い人たちの集まり」と云うイメージが強いが、後で知ったが94歳の方も出店していたとのこと。今回一番の後悔は、その方に挨拶しないで帰ってしまったこと。返す返すも残念でならない。
来年もまた、第4回文学フリマ岩手が開催されるのならば、是非また出店し、いちのせき文学の蔵のPRと『ふみくら』2号の販促。佐藤竜一氏、私各々の著書の紹介に努めたい。
また、94歳の方、来年は95歳になるだろうが、もし来られるならば必ずやご挨拶に伺いたい。

因みに、『ふみくら』創刊号は、いちのせき文学の蔵(岩手県一関市田村町5-42 世嬉の一酒の民俗文化博物館内)に在庫してあるが、今現在改修工事の為、いちのせき文学の蔵の見学は出来ない。
工事終了後は随時見学が可能となり、『ふみくら』創刊号の販売も再開されると思う。
改修工事の終了時期については、当初5月頃とのことだったが、なにぶんにも国の指定文化財、時間がかかりそうだ。
情報が入り次第、当サイトやいちのせき文学の蔵のホームページなどでお知らせしたい。


sachiookareto

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suiton

泊まったホテルの朝食には、私の大好物である「すいとん」が出てきた。この辺りでは「はっと」と云うが、非常にありがたかった。